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 アジア遠隔医療開発センターは、英語名をTelemedicine Development Center of Asiaと称し、その略号からTEMDEC(テムデック)と呼ばれます。アジアを中心に各国の医療機関との間に構築された研究教育用の超高速インターネットを活用し、医療分野におけるその効率的かつ継続的な取り組みの中心的な役割を果たします。その具体的な業務内容は次の通りです。

【遠隔医療教育】
プログラムの作成、システムの準備・調整
【遠隔診療】
遠隔地同士での診療相談や患者搬送の事前調整
【新技術の研究開発・導入】
より多くの施設へ、より良い画像伝送を実現
【コンテンツの開発】
常に新しい領域への応用を検討
【アジア遠隔医療活動の事務局】
先端アジア太平洋ネットワーク(APAN)医療グループの中心的存在
【国際医療交流拠点】
海外研究者の招聘・受け入れ

 平成14年、日韓ワールドカップサッカーの年に、福岡と釜山の間に大きな光ファイバーケーブルが開通しました。我々の活動は、この回線を利用した産官学の共同プロジェクトである「玄海プロジェクト」へ、教育・文化・ビジネス交流などと共に、九大病院が医療チームとして参加したことに始まります。
 その後、日韓拠点大学交流事業や九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト(通称:P&P)などへの参加と共に活動基盤を広げ、平成17年4月には「AQUA(Asia- Kyushu Advanced Medical Network)」の名称の下、その活動を広くアジアへと展開して行きました。
 これら一連の成果が認められ、平成20年10月にTEMDECが九州大学病院内のセンターとして正式に発足されたことを受け、AQUAの活動はすべてTEMDECとして引き継がれていくことになりました。
   さらに大学改革活性化制度の承認により病院内の国際化組織の再編がなされ、平成27年度には海外患者受入担当の「国際診療支援センター」、国際交流促進担当の「海外交流センター」と共に「国際医療部」の一員としてさらに飛躍する体制が整いました。